BATI-HOLIC2020年2月17日["お経の曲"の話]中島です。 前回のブログにて3/1ワンマンでは「お経の曲」を披露すると書きました。これがどんな曲か、予め説明しておきたいと思います。 元々は2006年に作った曲です。母の遺言をきっかけに制作しました。 母は膵臓がんで入院していて、自分の告別式で俺の曲を流してほしいと言いまし...
BATI-HOLIC2020年2月16日[3/1京都ワンマンの話]中島(Vo,E.三絃)です。 3/1に迫ったワンマンライブ ”五人五色シリーズ vol.5 OLÉSAMA in beautiful JAPAN" についてお話します。 "五人五色"と題された一連の連続ライブ企画では、ライブ構成/演出をメンバーが持ち回りで担当します。5人の...
BATI-HOLIC2019年10月25日ライブレポート・15周年記念ワンマン@KBSホール2019年9月20日(金)KBSホール。 企画開始からおよそ半年、ついに当日を迎えた15周年記念ワンマン。ザッハトルテをゲストに迎え、ご来場下さった約500名の皆様との2時間30分のステージは、振り返ってみればあっという間の時間でした!!...
BATI-HOLIC2019年8月26日[外国の話・台湾編] 中島です。 朝晩はマシになりましたが、日中はまだまだ暑いですね。今年は梅雨のタイミングも変だったし、毎年夏になると誰かが「異常気象じゃないか」と言ってる気がします。台風や雨量の数値は、毎年観測史上最大値を更新しているような気がするし、ハリウッド映画はどの作品も史上No.1ヒ...
BATI-HOLIC2019年8月2日 [外国の話・韓国編-2]中島です。 前回の続き。韓国の人々について書きます。 演奏は何処に行っても盛り上がりました。拍手も歓声もすごく大きかったし、何なら静かな曲でも手拍子が起こって内心マジか!と思った事まであります。韓国の伝統音楽も超絶エネルギッシュだし、パワフルなお客さんが多い印象でした。演奏...
BATI-HOLIC2019年7月31日 [外国の話・韓国編-1]中島です。久しぶりの更新になってしまいました。 15年やってて、そこそこ海外でも演奏する機会を頂きました。これまで訪れた国の思い出なんかを振り返ってみようと思います。 まずは韓国から。 ダントツで公演回数の多い国です。かなり多くの場所に行かせてもらいました。...
BATI-HOLIC2019年7月18日 [和太鼓の音の話・3]先日16日は毎年恒例ワンマン・Kimono Rock Party vol.11 でした。ご来場の皆様、ありがとうございました。 これまでで一番暑苦しいセットリストでした。途中、桶胴太鼓担当の平くんが電池切れたみたいになってて、過呼吸か何かかな?と心配でした。やっぱり和太鼓は...
BATI-HOLIC2019年7月14日 [和太鼓の音の話・2]こちらは秋田県羽後町に伝わる"西馬音内盆踊り"の音楽です. https://www.youtube.com/watch?v=ku8adEOc7Rg 有名な盆踊りですが、この曲を聞いてどう感じますか?気持ち良い?悪い? 俺は気持ち悪いです。特に唄。笛や三味線の音程と全然関係な...
BATI-HOLIC2019年7月13日 [和太鼓の音の話・1]中島です。 和太鼓って、デカいですよね。見た目も音も。 世の中にある大抵のものは、大きい方がロマンを感じます。大きいという事はそれだけで魅力的です。だから俺は就職活動の頃「どんな社会人になりたいですか?」と聞かれて「ビッグな大人になりたいです」と答えてました。...
BATI-HOLIC2019年7月10日[和太鼓と音楽の話・6]“ロック”とは、音楽のジャンルを示す言葉であり、またアティテュードを表す言葉でもあります。俺が「和太鼓でロックする」という場合の意味は、基本的に後者です。 では「ロックなアティテュード」とは何かというと「自分の気持ちに従った結果としての反体制」です。自分らしい事を求めたら、...
BATI-HOLIC2019年7月9日[和太鼓と音楽の話・5]どうやって作曲するんですか?みたいな質問を頂く機会が結構あります。 俺の場合は、とにかく楽器とパソコンの前で粘ります。「色々やってみる→捨てる→集中力が切れる→ネットで資料探し→つい遊んじゃう→我に返る」の繰り返しなので効率が悪いです。...
BATI-HOLIC2019年7月8日[和太鼓と音楽の話・4]大学1年生の頃から5年ほど日本舞踊を習っていました。日舞は基本的に無表情で踊ります。顔で踊るのは品が無いと教わりました。思いを直接的に表現するのは野暮だという美意識が根幹にあるのだと、俺は理解しています。「月が綺麗ですね」「死んでもいいわ」みたいな。...
BATI-HOLIC2019年7月6日[和太鼓と音楽の話・3]中学生の頃、AEROSMITH「Cryin’」のMVに衝撃を受けて、翌日ソッコーでCD探しに行ったのは良い思い出です。 高校の修学旅行で行ったバンクーバーで、日本に売ってなかった WHITE ZOMBIE のスコアを全力で探してようやく見つけた時の感動、忘れられません。...
BATI-HOLIC2019年7月5日[和太鼓と音楽の話・2]V系ミュージシャンが「ルックスじゃなくて音楽を評価して欲しい」って言うのと、和太鼓奏者が「肉体じゃなくて音楽を評価して欲しい」って言うのは根本的に同じ問題で、つまり「化粧」を止めて勝負してみれば答えは出るんじゃね?という話を前回書きました(書いてない)。...
BATI-HOLIC2019年7月4日[和太鼓と音楽の話・1]「和太鼓って音楽なの?」 「は?」←マジギレ BATI-HOLIC の活動を始めて間もない頃、そう聞かれてムキになった事があります。 俺の和太鼓のベースは郷土芸能です。 郷土芸能には割と即興の要素があって、個々の技量やセンスを聴き比べるのも魅力の一つです。各地の継承者達は地...
BATI-HOLIC2019年7月3日[和太鼓と音楽の話・序文]中島です。 BATI-HOLIC の音楽について振り返ってみるシリーズです。 俺はアーティスト的な衝動に突き動かされてこの活動を始めたわけじゃありません。元々「日本各地の郷土芸能を如何に真似るか」という事に全力だったので、自分の音楽とは何かなんて考えた事がありませんでした。...
BATI-HOLIC2019年6月30日 [BATI-HOLIC が出来るまでの話・5]2004年3月13日、府中の森芸術劇場。「BATI-HOLIC」の旗揚げ公演が開幕しました。 出演者は総勢で17~8名くらいいたと思います。出演者のほとんどが京都在住で、昼夜2回公演にも関わらず500席あるホールが各回ともそこそこ埋まってました。...
BATI-HOLIC2019年6月30日 [BATI-HOLIC が出来るまでの話・4]結局の所、大学時代からの仲間と過ごす時間の心地よさには抗えなかったという事です。頑張って会社員やってたつもりだけど、やっぱりどこか、そこから逃げ出したい気持ちもあったかもしれません。今振り返って見れば、そう思います。 そんな、モラトリアムの続きみたいな動機で始めた活動だから...
BATI-HOLIC2019年6月29日[BATI-HOLIC が出来るまでの話・3]続き。 大学卒業後、平くんから東京で公演するから一緒にやろうとお誘いされました。 仕事あるし無理、と言ってお断りした所までが前回のお話。 平くんは、自分がこの人と音を出したい!と思う人に、片っ端から声をかけていたようです。...
BATI-HOLIC2019年6月28日[BATI-HOLIC が出来るまでの話・2]中島です。 大学4年間のサークル活動を終えて、それぞれがそれぞれの道を歩み始めました。 俺は金融関係に就職して悪の手先のような営業をしてました。 充は就職仕掛けたけど、ダラブッカに出会って、一転ミュージシャンの道を選びました。 平くんはNPO関係の仕事してたと思う。...